4月2日 高知県 ヒデ宅

10:55

朝からテレビでは、昨日起きた国内9ヶ所同時多発テロの話題しかやっていない。

まあ、当たり前といえば当たり前だ。


幸いといっていいのか、四国ではどこも被害を受けていないが、テレビを見る限り各地かなり悲惨な状況になっている。



2001年のアメリカの同時多発テロの時は、外国ということもあり危機感は全然わかなかった。

自分が住んでいる国で起きたら、頭がおかしくなるだろうと思っていた。

しかし今回、日本でテロが起きたが、自分がその現場に居合わせていないせいか、危機感は全くわいてこない。

むしろ、どんな感じか生で見てみたいという好奇心がわいてきた。

…人間ってこんなもんだよな…
とため息をついた。


テレビ画面の右上には相変わらず例の数字がカウントされている。


『128,355,680/130,000,000』


昨夜よりも70万人も減っている。

カウンターは今もなお動き続けている。

この一晩でこれだけ多くの人が苦しみ亡くなっていったということだ。

そして、今この瞬間にもどこかで誰かが亡くなっているということだ。


とにかく自分でなくてよかったと思いつつ、大学のサークルへと向かった。