「ふぅ…」





拓斗さんは知らないと思うけどお風呂の事で勝手に決めた事が一つ。


それは私がお風呂に入るのは拓斗さんの後。


正し拓斗さんが23時まで帰ってきたらの事で、それよりも帰宅が遅くなる場合は私が先に入らせてもらう。


って、私が勝手に決めただけ。





「んーぅ」





温かくて気持ちいい…


浴槽は広々としていて私が足を伸ばしてもちっとも窮屈じゃない。


私の実家も足を伸ばせたけどこんなに広々と感じる事はなかった。





―――ジャーッ―





この洗い場だってそう。


掃除は少し大変になっちゃうけど、実家に居た時にはした浴槽に泡が飛んでいかないかの心配もする必要がないくらい広くてお洒落。