クラス代表である瀬那の手には、卒業証書 今ようやく…卒業証書の授与が終わった 進んでいく卒業式 俺達の終わりは近づいてるにもかかわらず、誰一人悲しむ奴はいない まぁこんなイベント、わんわん泣くのは女子だけだ 男子にとっては、何の意味もないイベント 『在校生、送辞。』 そう…こんなの、何の意味もない 俺が手にある答辞の原稿を握った時だった 『ですが予定を変更して、送辞を里中先生にお願いします。』