「何さり気なくハードル上げてんだよ霧也。」 俺は呆れてため息が出た そう、俺は明日…卒業生代表の挨拶を任されている 「それにこんなの元から用意された台本読むだけだ。おもんなくても俺のせいじゃねぇ。」 「いやそれは読む人の力次第で変わるだろ。」 「そうそ。ちゃんと心込めて読むんだぞ帆志!」 …こいつら… 人ごとだと思って好き勝手言ってくれる… 「まぁけど、帆志の答辞を一番聞きたいのは祐希だろうけど。」 「確かにな。まさか帆志がそんなのするなんて予想にもしてねぇだろうから…。」