七転び…八起き?



ハァとわざとらしく溜め息をつきながら言う日向さん


うん、そんな都合のいいことある筈ないか


「あとお前、忘れてるだろうから言っとくけど。」そう言って、日向さんは何故か耳元で囁く


え、え!?


何この展開!?



「お前今男の姿だから何も言わねぇけど…女でそのクシャミはアウトだぜ?」



「…。」



はぁぁぁぁぁぁぁ!?



私は無意識に一歩後ろに下がった



「ちょ、日向さんのセクハラ!」


「誰がセクハラだ。優しいアドバイスの間違いだろ。」


「言葉が!言葉に優しさが感じ取れません!!!」


「お前ら静かにしろや。もうここ敵の本拠地の目の前やねんぞ。」