「あの人に
頼むしかないな。」

和馬も同じ事を
考えてたか。

「あー
俺から
事情話して
月曜日に
二人に来てもらう。
それまでの
二日間は我慢してくれ。
それと
下の奴等に伝えろ。
なるべく
一人なるなと。」

「分かった。
言ってくる。
夏希行くぞ。」

「うん」

そう言って
空也と夏希が
出て言った。

頼も

「見回りしてくるわ。
それと
アイツらの
具合も見てくる。」

「そうしてくれ。
頼むな。」

「あ~
行ってくるな。」

そして
頼も出て行った。

残るのは
俺と和馬の二人。

和馬は
気付いてるだろうか。

「なあ気付いてるか?
多分頼も
気付いてるだろうが…
おかしくないか?
《閻魔》が
いきなり
動き出す何て。
それに
何でNo.2の族が
No.3の下の
俺達を狙うのか。
それと
偶然か…必然か…
俺達が
星羅を《姫》に、した途端に…」

やっぱり
気付いてたか…