「星羅っ」

《ビクッ》

「へっ何?」

「何処の世界に
行ってたんだよ。」

「あはははは」

あたしは
ただただ
苦笑いしか出来ない。

「はあ。まあいい。
今日どうする?
帰るか?泊まるか?」

うーん
どーしよっか。

明日は
土曜日だしな…

帰るのも面倒だし

「泊まる。」

「分かった。
今日は空也と頼がいるから
何かあったら
言えよ。」

「分かったっ
それより
お腹空いたっ」

「たしかにそうだねー
何か頼もうか?」

「うんっ」

「何にする?」

そうだなー

「お寿司がいいっ!!」

「分かったよ。
じゃあ
今から頼むから
星羅ちゃん
先にお風呂入ったら?」

そうだねー
すぐには
来ないだろーし

「うんっ
そうするっ
夏希っ
スエット貸して!!」

「うんっ
待っててねっ」

そう言って
夏希は部屋から
出ていった。

数分後…

「はいっ
そうだっ
お風呂場まで
案内するよっ」

「本当にっ
ありがとー」

本当は
お風呂場
どこか知ってるけどね。

でも
知ってたら
怪しまれるし。
と、思いながら
あたしは
夏希と部屋から出た。