・星羅side・
あたしは
只今幹部部屋に居ます。

そして
みんなから
たくさんの
視線を受けています。

「話せ」

椎に言われました。

話せって
言われてもな~

どこから話せば
いいのやら…

「最初から話せ」

最初からって
果たし状の所で
いいのかね?

「あ゛?
果たし状だと」

そうそう。
果たし状果たし状。

って

「何か会話してるっ」

「星羅ちゃん
全部声に出てたよ。
で、果たし状の所から
最後まで話してくれる?」

何だか
和馬が黒いよ。

ここは
真面目に
話します。

「えーとですね…
朝行くと
下駄箱に
果たし状と言う名の
手紙が入ってたんだよね。
そこには
放課後一人で
体育館裏に来い。的な事が
書いてあったんだよね。
で、体育館裏に
行ったんだよね。
で、暴れて帰って来た。
と、言うわけだよね。
終わりだよね。」

って全部素直に話したよ?

なのに
何故に皆さん
そんな
怖い顔してるの?

あたし
ブルブル震えるよ?

いや
嘘だけどね?

震えないけどね。うん。