テストが
配り終わり

「じゃあ始めっ」

雅ちゃんの
合図で始まった。

あたしは
問題を見た。

は?
なにこれ…
ヤバくない?

十分後…
あたしは
寝ていた。

てなのを
三日間続けた。

「じゃあ終わりっ
明日の結果発表
楽しみだな。」

へ?明日?

早くない?

「ねえ明日には
分かるとか
早くない?」

「まあ教師が
唯一生徒に
反抗出来る事だからな。
そりゃあ
わくわく
しながら早く
やるだろーな。」

そう言う事ね…

それにしても
唯一生徒に
反抗出来るのが
テストの時だけって…

何か
可哀想。

「それより
星羅テスト
大丈夫なのかよ。」

「そうだよっ
十分もしないうちに
寝てたよね?
もしかして…
僕と同じで…」

そう言いながら
可哀想な子を
見る目で
あたしを見る二人。

「明日の結果が
楽しみだね。」

ふふふ。

あたしは
意味深に
微笑みながら
二人を見て
笑った。