・椎side・
俺は
泣きながら
眠った
星羅を
担ぎながら
総長専用の
部屋に来た。

ここなら
ベットもあるし
ゆっくり
寝れるだろう。

俺は
星羅が
起きないように
ゆっくり
ベットに
寝かせた。

それにしても
星羅と空也の間には
いったい
何があるんだ。

空也からは
兄弟だとしか
聞いていない。

だけど
兄弟以上に
何かあると思うのは
俺だけか?

いや
そうじゃないだろうな。

さっきまでの
星羅と空也を
見ていた
あいつ等も
何か
勘づいてると思う。

星羅と空也の間には
兄弟以上の
何かが絶対にある。

それが
何かまでは
分からないがな。

気になるな。

空也に
聞いてみるか。

もしかしたら
この話しには
触れたらいけないのかも知れない。

だけど
知りたいんだ。

聞いたら
星羅の
瞳の闇に
ついての理由が
分かるかもしれね。

よし。
空也に聞きに行くか。

そして
俺は
星羅の頭を
少し撫でてから
部屋を出た。