うん。ごめんね。

「ごめんね。雅ちゃん。」

「本当だぜ。
それより
何で、星羅がここに?」

雅ちゃんは
あたしから
離れながら言った。

「それがさあ
あたし、迷子何だよね。
理事長室が
分からなくてね?
助けを求めようと
周りを見たけど
不良男と酷い女達しか居ないから
困ってた訳よ。これが。
そしたら
雅ちゃんに出くわして…
見たいな?」

「酷い女って…
たしかに
動物みたいだけど…
生臭いけど…」

………

うん。そうか。

雅ちゃんの
毒舌は
まだまだ
健在何だね。

って、そうじゃなくて

「雅ちゃんっ
理事長室まで
連れてってっ!!」

「あ~。
じゃあ
こっちの裏道から
行くか。
すっげー
注目されてるし…」

そうだね。

あたし
酷い女達に
睨まれてるよ。

まあ
雅ちゃん
イケメンだし

しょうがないか。

よしっ

それより
早く
理事長室に
行かないとっ!!

いざっ
理事長室まで
レッツゴーっ!!