だけど
俺は頑張った。

「何でだ?
何て聞かない。
そんなの
聞かなくても
あんたの闇には
気付いてる。
まあ
何を抱えてるかまでは
知らないけどな…
だけど
そんなの
どうだっていいんだよ。
俺達の仲間になれ。
俺達《夢龍》の仲間になれ。
そしたら
あんたに
居場所をやる。」

「いや「嫌だ何て言わせない。あんたが《夢龍》に入るのは、もお決定した事だ。
あんたに拒否権は無い。
仲間になれ。」

「───…っ!!!!!
はあ、分かった。」

ちょっと
無理矢理
すぎたかも
知れないが…

まあ
仲間に
なってくれたしいっか。

「じゃあ
とりあえず
番号教えて?」

俺達は
お互いの
番号を交換した。

そして
なぜだか
雅也さんと朔人さんとも
番号を交換した。
って、言うより
無理矢理
させられた。

ま、いっか。

「じゃあ
紹介とかしたいから
今日
倉庫に来てくれる?」

「うん。了解。」

そして
俺は
雅也さんと
朔人さんの
熱い視線を
受けながら
理事長室を
後にした。