あれから
みんなにちゃかされた
俺と星羅。

だけど
気分は良かった。

あの日から
星羅はウチに住んでいる。

あんな事件があったんだ。

星羅にもう帰る家は無い。

空也の方は
不幸か幸いか
多額の金が残されていた。

その額は二百億。

それは
両親が空也の将来のために
貯めていたお金。

その額は百七十億。

毎年
年の始めに
十億ずつ貯めていたらしい。

残りの三十億は
空也が貯蓄してたらしい。

高校生のくせして
貯蓄が三十億。

有り得ねーだろ。

だから空也は
只今高級マンションの最上階に一人暮らし。

星羅も
始めは空也と暮らす。と言っていたが
俺が
そんな事を
許すはずもなく
無理矢理
俺の家に住まわせた。

だけどまあー
なんだかんだ
幸せだ。