「それって
上手く行くのか?」

「当たり前だろ。
なあ?伯人。」

「あ~
椎忘れたか?
俺の父さんは
警視庁の警視総監だぜ?」

あ~
そう言う事か…

「伯人の父さんに
情報を渡すんだな?」

「そう言う事だ。
空也いいか?」

「はい。
お願いします。」

「じゃあ
そう言う事だ。
伯人。よろしく。」

「了解。」

そして
伯人は電話をした。

次の日。

世間は大変な事になった。

テレビでは
菅原家破綻…
佐伯一郎の裏金…
この話題で持ちきり。

そして
息子の佐伯亮の罪も暴かれて
アイツは只今檻の中。

あっけないよな。

家の力がないだけで
こうもアッサリと
捕まるのだから…

それよりも
星羅が心配だ。

俺達は
家で待つように言われて
みんで俺の家に集まり待機。

櫂兄ちゃん達は
星羅を迎えに言っている。

星羅…
早く会いてーよ。

元気な姿を
見せてくれ…