・星羅side・
「あたしの
クラスって何組?」

「二年S組。
いろいろ
厄介だから
何か
あったら
すぐに
俺か朔斗に言えよ。」

「うん。」

てか
厄介って何が?

「何が厄介なの?」

「着いたら分かる。」

そう言われたので
あたしは
黙ってついて言った。

そして
とうとう
教室に着いた。

「俺が
呼んだら
入って来いよ」

そう言って
一人で
教室に入った
雅ちゃん。

少ししてから

「入れ。」

と、言われたので
入った。

「自己紹介。」

「菅原星羅。よろしく」

「それだけか?」

「これ意外に
何を言えと?

「まあ、いいか。
星羅だしな。」

そう納得をした。

「席は
「窓際の一番後ろがいい」

あたしは
雅ちゃんの
言葉を遮り
言った。

すると
一斉に
青ざめた顔をする
クラスの奴等。

まあ
雅ちゃんは
涼しい顔で

「ま、いっか。
じゃあ
星羅の席は
窓際の一番後ろな。」

と、言われたので
あたしは
奴等の反応を
気にもせずに
その席に座った。