「お前達も気付いてるだろうが
今、《閻魔》が
動き出してる。
《閻魔》は
厄介な奴等だ。
だから潰す。
だけど
人数で言うと
完璧に俺達のが下だ。
それに
《閻魔》は汚ない。
抗争の時は
武器を持ってるだろう。
ナイフだって
持ってる奴も居ると思う。
それと薬何てヤツまで殺ってる。
このままじゃあ
完璧に俺達が負ける。
だから
強くなるために
修行をする。」

和馬が言った。

そして俺は
最後に言った
櫂兄ちゃんの言葉を伝える。

「和馬が言ったので分かるように
この抗争はかなりの危険がある。
下手したら
命だって落とすかもしれない。
だから
無理にとは言わない。
出たくなければ出なくていい。
それでも
俺達と一緒に戦ってくれる奴は頼む。
俺達に力を貸してくれ。」

そう言って
俺は頭を下げる。

他の幹部の奴も
頭を下げた。

今はもお
プライドとか威圧とかは
どうでもいい。

星羅の為には
《閻魔》を
潰さなきゃならない。

だけど
そのために
背負うリスクがでかすぎる。

だから
無理ごいだけは
させてはいけない。

だけど
やっぱり
コイツ等の力を
必要何だよ。

だから
俺は俺達は
プライドとか威圧を捨て
頭を下げる。