て言う事は…

ここにいる四人が…

「伝説の五龍…」

「まあな」

いやでも
五龍って…

「五龍って
五人ですよね?」

和馬が聞いた。

「まあな。
その謎は
今から話す
内容で分かると思う。」

今から話す内容。

それは
《閻魔》の事か…

だけど
伝説の五龍と《閻魔》が
どう関係あるって言うんだろーか。

「なあ。
今日星羅わ?」

櫂兄ちゃんが言う。

「あれ?
俺言わなかったけ?
星羅は今日風邪で
家で引きこもりだぞ。」

「「「はあー?
聞いてねーし」」」

櫂兄ちゃんと凪君は分かるけど
朔人さんまで知らなかったのかよ。

「ごめんごめん。
三人とも
そんな怒らないでよ。」

何て
会話をしている四人。

やっぱり
この会話からして
櫂兄ちゃんと凪君も
星羅を知っているに
間違いない。

でも
どーやったら
櫂兄ちゃん凪君と
星羅が繋がるのか…

よく考えたら
朔人さんと雅也さんとも
どう言う関係なのか…

分からない。

星羅は
謎だな。

本当に
星羅は
謎だらけの女だな。