でも、今日は違うみたい。
「モモたろーさ、誰なん?あいつ。」
「あいつ?誰?」
「ほら、最近一緒にいるじゃん。男と。」
男?………あぁ!あれか!
「ちーちゃんの事?」
「ちーちゃん?」
いつもより、低い声で聞き返すなっちゃん。
怖い。
「沢城ちさとくんだよ!ちさとのちで、ちーちゃんって呼んでるの。」
「へー。同じクラス?」
「うん。女の子みたいだから、なじみやすいんだぁ!」
私の言葉を聞いて、少し明るくなったなっちゃんの顔。
「そっか。男としての意識はないんだ?」
「あったりまえじゃん!私より可愛いもん。つい最近、私のほうが、身長負けちゃったけどね。」
「ふーん。もう関わんな。」
はぃ?
なんでなっちゃんに決められなきゃいけないの?
ちーちゃんは可愛いし優しいから大好きだもん。
裏切ることはしないよ!
