ザ・レイム(霊務5)


このアホ猫を見つけてしまっては、放っておくわけにはいかない。









その辺で、惨殺事件でも起こされたら適わないので。











「はあ……面倒見るか……倍疲れる」










「オッサン大丈夫? やつれてない? そりゃあ今竜騎君のいざこざも重ねれば、倍疲れるわよね~」










……

いや、お前の面倒と合わせて倍面倒くさいって意味だよ……

とは、仕返しが怖いので口が裂けても言えなかった。











「さあ、眠り猫君店じまいだ。こんなとこに居ても客は来ないよ。ツナフレーク上げるからおいで」










「ニャッ! 行くニャ!!!」










単純な分、扱いは楽である。










礼子も気が合う話し相手が居れば、あちらこちら移動しないので丁度良いかもしれない。









眠り猫を加えたオッサンは、再びいつものバス停付近に戻り、適当な土産話を聞きながらしばしの時を過ごした