おっと、泡まではやり過ぎだ。
礼子はパッと離してあげた。
「ケホッケホッ! 何なんだよお前! みんなに言ってやる!!」
そのまま、テーっと何処かへ走り去ってしまった。
そんな走る姿がカワイイ★
後ろから衝撃波を軽くぶちかましたかったけど、階級が8になってるから出来なかった。
(出来てたらやってたんかい)
またもや1人になってしまったので、礼子は大あくびをし、眠そうにする。
やる事がなくて、実につまらない。
待ってりゃ帰って来るような言い方をしていたが、それまでは暇つぶしするしかあるまい。
「んじゃあ……久々にやるか♪」
礼子の三分間クッキング~~~~★
パララッパパッパッパ♪
パララッパパッパッパ♪
この番組はキューヒーの……
ってもういいから。
礼子は職員用の調理室で、何かをせっせと作り始めた



