図書室の眠り姫*.+゜




「お~い!席付け~!!」



先生の一言で席に付くみんな。



恵人のまわりにいた女の子たちも席に戻った



「峰岸クン、おはよ!」

「おはよ!向井サン!!」



あたしに向けられたのは



あたしが嫌いな恵人の偽りの笑顔。



そんな顔であたしを見ないで。



先生。あたしダメみたい......。



ちゃんと笑えないよ?



これじゃぁちっとも前に進めないよ?



どうすればいいの??