図書室の眠り姫*.+゜




あたしは変装してから保健室に入った




ガチャッ



「あら?どうしたの??目、すごい腫れてるけど......」

「何か、言ってもいないのに失恋したって感じで......」


「じゃぁ目、冷やして?」

「はぃ。ありがとうございます」




あたしは先生から保冷剤をもらった




「そんなに泣いたってことは、その人のことがずいぶん好きだったのね~」

「え......はい。」




「若いっていいわね~♪」

「や、先生まだまだ若いですよ?」



だってまだ20代くらいでしょ



「ふふっありがとう。」

「あははっ」



「やっと笑った!」

「え?」


「ここ来てからずっと笑ってなかったわよ?」



あたし、笑ってなかったんだ