図書室の眠り姫*.+゜





「佑く―んっ!瑠花が佑クンのこと大っ嫌いだって――!!」




あ、皆様。





嘘ですよ?





瑠花が佑クンのこと嫌いになるわけないじゃん!




「ちょっ!優衣チャン!それまじ!!?」

「あ、やっと来たし。」


「瑠花が俺を嫌いってまじ!?俺なんかした!?」




いやいや、君はなんにもしてないよ。




ていうか佑クン半泣き......。




「あのね、嘘だから。」

「え?何が??」



「だから!瑠花が佑クンの嫌いっていうのは嘘っ!!」

「......まじ!?ほんと!?俺嫌われてない!!?」



「本当だから。あたしの話を聞いて!」

「よかった~♪嫌われてな~い!」




だから聞けって言ってんでしょ!




「瑠花に関係ある話なの!」

「はいっ!なんでしょう!!」