図書室の眠り姫*.+゜




「それで親父さ、何で俺ら呼んだわけ?」

「え~、だって優衣チャンの顔を一目でも見たいなぁって思って~」




え?そんだけ?




「じゃあ、別に用はねぇんだよな?」

「逆に用があるわけな~い♪」




なんかうざいな。佑クンみたい......




「それにしても優衣チャン可愛いね~♪恵人なんかより、俺にしたら?」





何を言い出すんだ。この人は......。





「おい......何言ってんだ。優衣は俺のだ。」

「えぇ!独占欲強すぎ~」



「それ以上言うと、母さんに言うぞ。」

「げっ!愛香(Aika)には言うなよ!」





あ、なんか優也に似てる......。





「じゃあ、俺ら戻るわ。つか俺さ、猫かぶんなくていいわけ?」

「あ~どうでもいいぞ?」