図書室の眠り姫*.+゜




「じゃぁ何で向井サンのノートをあんたが持ってるわけ?」

「もぉ!あたしが向井優衣よ!それでいいでしょ!!......あ...」




言っちゃった(泣)



「へぇやっぱりあんたが向井優衣なんだ~」

「そうですよ!!」


「開き直んなよ......」




この人、こんな口調だったっけ?



「猫かぶってるだけ」

「え!?何で考えてることわかったの!??」



この人こわっ!人の心読めるの!?



「声に出てんだけど......」

「へぇ......あー!なるほど!!」




だからわかったのかぁ!



「ねぇ!あたしの正体ばらさないで!!」

「何で?」


「そんなことされたらお父さんとお兄ちゃんに殺されちゃう!!」




冗談じゃないんだからね!!