「いや。神威が失礼なことをしたようで。本当にすまない」 頭領が俺に頭を下げる 「おやめください。自分は気にしてはいません」 「そう言ってくれると助かる。ほら神威もあやまりなさい」 「……すみませんでした」 明らかに不服そうに謝る神威様 頭領がため息をつくと、まじめな顔をしてこちらを見てきた 「……それで、うちの神威はどうかな?神威を守る意志があるかい?」 「えっと……」 戸惑っている俺に、父上が話しかける