【番外編】鬼に愛された女【鋼編】



「よろしく」


神威が手を出す


俺はひきつった笑みで神威の手を握る


最悪だ……


「そこの三人。とにかくこっちに来なさい。鋼が風邪を引いてしまうじゃないか」


優しい頭領がそう提案してくる


守るなら、こんな人がよかったな


なんて、悲しい夢だな……