「鋼。お前はしっかりと次期頭領をお守りするんだぞ」


「……はい」


次期頭領か……


噂では、なにに対しても優れている、素晴らしい方だとか


会ってみたいとずっと思っていた


けど、今日会える


俺はこの時、次期頭領に期待を寄せていた


でも、それをたやすく壊されるなんて思いもしていなかった