俺は黙って男の後をついて行く この男の心の中は読めなかった だからこの男の名も、心の声も聞けない いったい何の能力なんだ? 俺は男の背中を凝視していると、見慣れた女が立っていた 「鋼!久しぶり!」 女は走ってこちらに来た 「……南様。お久しぶりです」 男の名は鋼らしい そしてこの女は南と呼ばれているが、こいつは…… 「お前……麗美じゃないか……」 「か、魁?どうしてここに?」 目を見開いて麗美が、いや、南は驚いていた