【番外編】鬼に愛された女【白雲編】



「かっ……」


反抗すれば、その場で消される


「もうやめてください!」


麗美が主の腕を掴む


「なっ!離さぬか」


「もういいでしょう!おやめください」


涙ながらに懇願する麗美に、主は俺を殴るのを止めた


「ふんっ」


砂を蹴って主は去っていく