俺の部屋として用意されたのは、もう使っていない古い蔵だった 埃っぽいとこだが、かなり広い 枕元に置いてある短刀を取り、袖に隠しもつ 万が一の時に必要になるからだ 「行くか……」 重い扉を開け、今日の仕事を始めるのだった