夢見る少女の物語り


『このままだと風邪引いちゃうし、仕方ないか』


橘先生への申し訳なさも重なり、大人しく着替えることにし、制服を脱いだ。


『うわ、下着まで染み込んでる』


雨に当たっていたのは、ほんの数分だったような気がしていたが、制服の厚みは雨量に負けたらしい。


橘先生から渡された服の中に、下着は入っていない。


‥下着なんて、人に貸すもんじゃないもんね‥‥


少し考え込んだが、ワンピースが透けるような素材ではなかったことと、カーディガンもあることから、上だけでも外すことにした。