夢見る少女の物語り


病院につくと、借りたタオルで頭などを拭いた。


学校の時とは打って変わり、追川先輩の生を確認したために落ち着を取り戻していた。


すると、刑事さんが数人と追川先輩の担任である野田先生、さらには保健医まで連絡を受け、来たようだった。



「追川夏紀さん発見時の状況を説明願えますか?」


二人の中の刑事の一人が声を掛けてきた。


「その前に着替えさせても良いですか?」


そう刑事さんへと言ったのは、保健医の橘先生だった。


保健医である橘先生は、橘君のお姉さんでもある。


「そうですね。このままでは風邪を引きかねませんし」


「では、また後ほど」


野田先生と刑事さん達は、追川先輩の様子を見るため、部屋へと入って行った。