「は?」 「今の俺と昨日の俺」 「どっちって……別に男ってなだけでどーでもいいし。性格なんて尚更。選ぶ価値なし」 「んじゃあ………昨日の俺で行く」 「は?」 「今の俺は裏の顔。っで、昨日の俺は表」 「…って事は昨日が本当のアンタの姿ってわけ」 「そう」 「何で表の顔でいこうと思った訳?」 「俺の素を知ってるのは紅だけであってほしいから」 「……馬鹿馬鹿しい」 「だから紅の素も俺だけに見せてよ」