いきなりあたしが手に持っていた自分用のコーヒーが消えた。 ?? あたしは課長を見た。 すると次の瞬間、勢い良く腕を引かれた。 「きゃっ…」 あたしはポフッと何かに倒れ込んだ。 フワッと香る男の人の匂い。 ……え…? 気付けば、あたしは課長の腕の中にいた。 「か、かちょ…」 「……ごめん。こんなことして」 課長はそう言いながらも、腕の力を緩めようとはしない。