極悪彼氏

全く眠れなかった次の日、パパが本当にコタローを連れてきた。



髪が延びてて…身長も延びた気がする…。



「なんだ、思ったより元気そうじゃん」

「マジでヤバかったんだって!!すっげー弱ってて…もう俺、あんな夢羽ちゃん見てらんねぇ…」

「帰る」

「ちょっ、待って?コタロー君、腹が減っただろ」

「別に」

「夢羽ちゃん泣くから!!まず…あがってくれ…」



立場が逆になってない?



生コタロー…さらにかっこよくなってる…。



「夢羽、部屋で話してきな…」

「行くか、夢羽」



その笑顔に会えただけで…すべてが満たされる…。



会いたかったコタロー…。



元気だ…。



「うわぁぁぁんっ!!」

「泣き虫は変わんねぇな、ヒヨコ」

「コタっ、コタぁぁぁぁ~…」



抱き寄せられ、支えられるようにして部屋に行った。



ドアを閉めたらキスの嵐。



会いたかった…会いたかったよ…。



「会わなかったからか?前よりお前のこと…好きになった」



あたし…もうなんでもいい…。