極悪彼氏

立ちっぱなしで疲れてきたので休憩しようと思った時だった。



「何やってんだよ、ヒヨコ…。お前、人形にでもなるつもりか?」

「コタロっ…」



私服姿のコタロー…と、ゲンさん。



超気まずいし。



まずめちゃくちゃ恥ずかしいし。



このまま消えてなくなりたぁい。



「似合ってんな~」

「なんでいるのゲンさん…。今昼間だよ?」

「たまには俺らだって昼から行動するって」

「なんで!?もう…ヤダ…」

「梶さんに呼ばれたんだよ、俺ら。梶さんのバイト先でメシおごってくれるらしいし」



梶君のバカ!!



今日じゃなくてもいいじゃん!!



ってかコタちんの顔が怖いです…。



「似合ってんのがムカつく」

「バイトだから…。あっ、ティッシュどうぞ!!」

「いらねぇよクソチビ」



そう言って歩き出してしまった。



絶対怒ってんじゃん…。



でも別に悪いことしてるわけじゃないもん…。