極悪彼氏

信用を取り戻した時、また仲間に戻るだけ。



「わかった、すまなかった」



そう言ってふたりは教室を出て行った。



あがるも下がるも自分次第。



「どうすんのかね、あいつら」

「さぁな。それよりゲンジ、足くっついたのか?」

「いてぇけど治ったんじゃね?ってか治んなきゃ禁欲生活に逆戻りだから治ったことにする」

「完治おめでと~」

「ありがと~」



足を骨折してたゲンジが復活。



やられた当日は手術までしてたらしい。



言わなかったのは俺がキレそうだからだって。



友達思いのバカ。



カケルも復活して、やっと日常を取り戻した。



道を逸れた3年はイズル達の父親が警察と話をし、全員逮捕。



俺たちにはな~んにもない。



被害もなければヒーローでもない。



面倒が片付いたので俺は一眠り。



「コタロー!!」

「あ!?」

「匿って!!3年生に追われてるの!!」

「なにやらかしたんだよヒヨコ…」

「あたしじゃないよ!!コタちんのファンじゃん!!」



ピーピーうるせぇヤツ…。