数分後、雅は一人の男子を連れてやって来た。


「なんか言うことあるでしょう?」


腕を組みながら、その男子に言う。


「ごめんねー。」



「っえ?」



「ボール当てたのコイツ。」


桐島藍からの付け足し。


「大丈夫だよ。気にしないで。」


「なら、よかったー♪」


ってゆーか、誰?