__203号室。


ここは、俺と修斗の泊まる部屋



「お前ら、どーなってんだよ!?」


「……俺にもわかんねー…。」


多分、紗弥を見ると苛めたいって思う


それだけじゃない、

紗弥に触れたいとも思う……。



「実際、手出したわけ?」


「……キスした。マスクの上からだけど。」


「なにやってんだよー」


はぁ、とため息をつく修斗。



「てか、俺の話はいいんだよ。

お前、青崎に告ったのか?」


その言葉を待ってたかのような、
修斗の表情


「聞きたい、聞きたい??」


「いいから早く言え。」


「オレは、ちゃんと言ったぞ!

山の頂上で。大声でね~♪」


バカだろ……。


「そしたら、OKだって♪
まぁ、あの告白の仕方はナイって言われたけどね。」



ふ~ん。



「よかったな。」