ちょっとだけ、指の隙間から籃を見る
うわぁ、腹筋割れてる……。
めっちゃ鍛えてあるじゃん。
「そんなに見たいなら、手退かせよ。」
「きゃっ!!」
顔を隠していた両手を捕まれる。
目の前には、籃の鍛えて上げられた体
なんか、恥ずかしい///
ゆっくり、ゆっくり後退りをする。
が
うっかり、バランスを崩す。
倒れた先は、ベッド。
私の上には、籃。
「なぁ。」
「なによ!」
「このまま、ヤっちゃう!?」
妖艶な笑みで微笑む。
「シない!!」
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