あれっ、何か忘れてるような・・・。


「あーっ、雅!雅は!?」


「知らねー。」


急いでケータイを取り出し、雅に電話をする。


「もしもし、雅?ごめんね、今どこ?」

[大丈夫だけど。今は、サッカーのグラウンド。]


「ごめんね、今からそっち行くね。」


[私がそっち行くよ。]


そういって電話は切れた。