しばらく、ボールを蹴り続ける。 すると、足音が聞こえてくる 振り向くと、そこには紗弥の姿が。 「おはよ。起きて大丈夫か?」 「うん。さっき熱計ったら、もう下がってた♪」 「そっか…。よかったな。」 「うん。」 「まぁ、俺が風邪菌もらってやったからかなー♪」 「バカッ///」 なんて、冗談。 こういう反応をいちいちする紗弥は、誰から見ても可愛いだろう……。 いつから、こんなに紗弥の事を好きになってたんだろう……?