「そっか、無理しちゃダメだからね。具合悪くなったら、籃に言ってね。」


はっ、なんで俺!?
修斗を睨み付けると、

「だって、オレ窓側じゃないと酔っちゃうから♪」


明らかな嘘。

あいつが車酔いなんて、あり得ない。



どうせ、青崎の隣に居たいんだろ。