「なんでも答えてやるよ。」




「お前、紗弥ちゃんの事どう思ってんだよ。」


本人いる前で聞くか、普通。


「どう思ってるって、聞かれてもな…。」


紗弥の顔は、真っ赤に染まっている


俺は、桜井のほうにゆっくりと歩き出す。


「まぁ、どういう関係って言われると………。
こういう関係♪」


桜井の右腕をどかし、紗弥の手を握る