昼食を食べ終え、5時間目の授業。

チャイムと同時に関口が入ってくる

「今日は、来月ある宿泊学習の班決めをする。4人~6人でひとつの班だからな!」


関口の話しが終わった瞬間、修斗が青崎に声を掛ける。

「うん。それが一番いいよ♪」


修斗と青崎の間で成立してしまった班。


俺と修斗を狙っていた女子、
紗弥と青崎を狙っていた男子。


そいつらの溜め息が一斉に聞こえる。