俺らは、サッカー部へ顔を出す。


そこには、修斗の兄貴の桂木飛鳥がいる。


「修斗ー。藍ー。」


相変わらず明るく元気な、飛鳥。

こういうとこ、修斗とソックリ。



ここは、サッカー強豪校のため、知り合いがたくさんいる。


とりあえず、ボールを貸してもらい、修斗とパスを始める。



「なあ、藍。お前、どういう出会いがしたい?」

「は?なにが?」

「女とだよ、オ・ン・ナ!」

「知らない。」

「俺はねー・・・。ボールが当たっちゃって、大丈夫的なところからの発展♪
これって、サッカー部の特典じゃね?」

「別に。」

「じゃあ、試してみようぜ!お前が実験台だから。」

「はっ?ちょっ、待てよ!」


否定したころには、ボールは既に俺の真上を通過した。」



あいつ、バカかよ!
あんなスピードのボールが当たったら・・・。


ボールは一人の女めがけて、飛んでいく。


「・・・ッ危な・・・」

__バコンッ!


見事に、ヒットする。