すると、一人の女がこちらへ寄ってくる。


「紗弥ちゃん、席替わってくれないかなぁ・・・?」


「え・・・。うん、いいよ。」


はっ?


俺は、くじを交換しようとしてる紗弥の手をつかんだ。


「えっ・・・??」


「悪い。俺、コイツの隣だから。」



「・・・そっかー。しょうがないよね。ごめんね、紗弥ちゃん。」


しぶしぶ、自分の席へ戻っていった。




って、俺なにやってんだよ!!!


前を見ると、ニヤニヤしている修斗



最悪・・・。