小鳥のさえずりが聞こえる。


重い瞼をゆっくり開けると、もう朝になっていた。


時刻は6:58。なんとも微妙な時間。


私の隣には、雅の姿。

そっか、雅泊まってったんだ。


ベッドから出て、リビングへと向かうと・・・。


「おはよ~、紗弥ちゃん♪」


ん?桂木君・・・。



「えっ、ええー!!なんでいるの?」


「あのまま、俺らも寝ちゃったんだー。ねえ、藍。」


「ああ。」


「ちなみに、藍が紗弥ちゃんを運んでくれたんだよ。」



・・・・えぇー・・・。