前半戦が終わり、休憩の様子が映し出されている。 「あ・・・。紗弥、寝ちゃった。」 青崎の隣を見てみると、 クッションを枕の代わりにして、気持ちよさそうに寝ている紗弥の姿が。 いくら春といったって、このまま寝かして置くのも・・・。 「なあ、コイツの部屋知ってる?」 「えっと、あそこ。」 「了解。」 俺は、青崎が指している部屋のドアを開けに行く。